スタービーチのはじまり

株式会社スタービーチが運営する、携帯電話向け無料出会い系サイト'スタービーチ'。

1999年に開設されて以来圧倒的な利用者数を獲得し、一日最高1200万アクセスもある当時にして最大級の掲示板だったんですねー。これ、ほんとに出会えるのか?と思いつつもその当時はネット犯罪による被害などまだ登場していなかったためなんの不信感ももつことなく「出会いがあればいいな」という願望で誰もが登録したはずです。

そして本当に無料で本当に出会いがあったから次々と(さらに出会いを求めて)リピーターが増え、口コミでも広がるようにまで成長した。斬新なシステムとは言えないが地域別で相手を探す事ができるうえに、偽客(サクラ)なんていうモノもまだ存在していなかった。

そこで、とある業者は悪い事を考えた。サクラの始まり。ある誘導を行うために女性をサクラとして雇うなどしてスタービーチに登録させ、メールを送ってきた男性をひっかけるのだ。そしてそこから被害は大きくなった。スタービーチの女性にはサクラしかいなくなるといっても過言ではないほど登録者数の大半を占めたのです。

この被害を機に、スタービーチの利用者数は激減してしまいました。対策を練ったように、スタービーチは出会い系サイトだけの掲示板ではなくアイドルなどを語り合うことができる掲示板も作ったんですね。また最高潮をむかえるかと思われましたが、当時のピークを再現することは不可能でした。それでもアクセス数は一日600万件ほど、ピーク時に比べたらたしかに激減していますが、実際にこのサイトの良さを実感した人たちも集まっていた事でしょうか。

しかし、悪徳業者が増える片割れでどうしても'援助交際'を誘発させる書き込みが増えていくようになりました。「出会い系=援助交際」のようなイメージがついてしまいました。しかしこの書き込みが増えたのはスタービーチだけではありません。周囲でさまざまな出会い系サイトが増える中、この援助交際が社会現象になるほどの被害が続出しました。援助交際とは売春行為でだけではなく、デートだけってのもそれに含まれますから当事者たちは法には触れていないにしろ売春の一部であることの意識は全く無かったのでしょう。この社会現象は止まることを知りませんでした。

そんな現象が巻き起こってしまった結果、法律により出会い系サイトの取り締まりが厳しいものになってしまったのです。これが2009年のこと。よくよく考えると、日本政府の対応はすでに遅かったように思います・・・。

出会い系サイトを構える事業社は、登録者に18歳未満ではないことを公的な証明書を用いて確認をしなければならなくなりました。

そんな面倒くさいこと、だれもやりたがりませんよね。増してや、どこの企業がやってるかもわからない相手に自分の大事な証明書を写真付きメールでおくるなんてだれもやりたがりません。これを機にスタービーチは閉鎖する事を自ら発表することになりました。

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